1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
俺は釣りが趣味で富士の湖でバスフィッシングをしていた時の話
朝から出かけぜんぜん釣れなくてもう昼だし飯でも食うかと思い
周りを見渡すと木陰の丁度良い感じの石が椅子の代わりなりそうな感じだった
ツナマヨを食べながらだいぶ暖かくなってきたから梅干しとか殺菌作用がある具が良かったかな
なんて思ってるといきなりおっさんが横に立ってるの。
裏手は林になってはいたが見通しが悪いと言うほどではなかったので 、どこから沸いたんだ?と物すごく驚いた 。
が、真昼間だし寒気とか無いし幽霊とかなんとか言うのは思いつかず
地元の人だろうと思い「こんにちわ」と挨拶をすると
おっさんはこっちを見ながら「その石に近寄っていいかい」と聞いてきたんだ 。
意味は判らなかったけど地元ではなんか大切な物なのかもしれないし
ペットの墓なのかな?椅子にしてまずかったなーと思い
「すいません」って言葉が口に出てその石から立ちあがったんだ
するとおっさんは石の近くに近寄ってこう言ったんだ
「僕は死んだんだ」
意味が判らなかった
はっきりと見えるし幽霊らしい怖さと言うか何も無く
と言うか真昼間の晴天でちょっと熱い位だったんだし
頭をよぎったのは「社会的に死んで自殺をしようとしている」人なのかな?ってイメージだった 。
だけど、そう言われて僕は何を話して良いのか判らず立ち尽くしていた 。
続けておっさんは
「死んで判ったのは水辺とか特定の石の近くだと意識がはっきりするんだけど
そこから離れると何も考えれなくなって消えそうになる
それが怖いんだ」
と喋って石の側の木を一周ぐるりと回ろうとして木の陰に隠れたら
そこから消えていた 。
おっさんが何を伝えたかったかさっぱり判らなかったし 、怖い感じはなかったけど流石にダッシュで逃げたよ。

これはものすごく貴重なお話なのでは?ww
理性があって会話できる霊なんてそうそう居ないでしょ
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