ハウスクリーニングのバイトで掃除することなった社長の親戚の持ち家は、真夏なのに暑さを感じない場所だった→押入れを掃除しているとゾッとする落書きを見つけ…

1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T

この話は僕が高校時代に体験した話です。

僕は学校が休みの日、家からすぐのとこに事務所を構える「ハウスクリーニング」でアルバイトをしていました。

仕事内容は大体、ビルやオープン前のスーパーの掃除などで仕事内容は至って簡単、事務所の社長、先輩も若い人達ばっかで楽しくやっていました。

夏休みが始まり間もない頃、いつもより早めに集合しとある一軒家に向かいました。

その一軒家は「社長の親戚」の持ち家らしく、そこの親戚夫婦の旦那さんが亡くなって家を引っ越すことになったから綺麗にしてくれという依頼でした。

そのとき現場に行ったのが、僕、社長、KさんにTさんの4人で、家がでかいため午後からもう2人来てくれる予定で、早速各自分担された持ち場で仕事に取りかかることに…

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その時僕はKさんと一緒に3階の部屋で仕事をしていました。

あまりに広すぎて、おまけにタバコでかなりヤニが染み付いていて僕等は「これ全然落ちる気配なくね?何でだべ?(笑)」と談笑しながらやっていました。

でもおかしなことに部屋がすごい寒くて真夏なのに全く暑さを感じませんでした。

イップク休憩のとき厨房で掃除してる社長も、2階の部屋掃除してるTさんも同じことを言っており四人で同じことを話していました。

何とかヤニの汚れが落ち、僕はKさんを残し一足先に隣の広い和に向かい畳を干す作業に取りかかることにしました。

畳をバルコニーに立て掛け和室を1人で掃除してる僕は押し入れに手をつけました。

なぜだか押し入れの戸に手をやった瞬間、体の毛穴が開いてすごく痛くなったのを覚えてます。

戸を開きバケツと雑巾、洗剤を持ち「よっこらっしょ」っとゆう感じで上の段に登ると耳鳴りと同時に後ろからすごい「人の気配」を感じ少し間をおいて後ろを振り向きました。

誰もいなかったです。

だけど変なものが目に入りました。

後ろにケツをずらし壁に目をやると壁一面にな「ムカつく」「大丈夫。僕がいるから。」「殺してあげる」と壁伝えで会話をしてるかのようなことが書かれており、すぐ隣で働いてるKさんのところに向かいました。

Kさんが「これやばいな…ここは俺やるからお前あっちやってていいよ」と言ってもらったことにホッとし仕事に取りかかることに…昼飯休憩でKさんが社長に「押し入れの落書き」について話した。

社長は「わかんないな。ここの家族とは正直あんま関わりたくなくてね。おじさんの通夜で会ったのが大体20年ぶりぐらいだったから…」と四人で話ながら車でご飯を食べていた。

そこに応援で二人(Yさん、Eさん)合流。

二人はTさんと共に2階で作業することになった。

Kさんと僕は変わらず3階で落書きと格闘していた。

そこに社長が合流。

落書きを見た瞬間社長は硬直した。

そして3人であらゆる手を使い落書きを落とそうとした。

最後の手段として強力な洗剤を使うことにした。

Kさんがそれで磨いてる間僕と社長は「落ちるか落ちるか」と壁を見ていた。

あまりにも擦りすぎて壁紙が剥がれた瞬間僕等3人は見てしまった。

壁紙が剥がれたと同時に僕等をガン見している「人の眼球」がそこにはあった。

そして血走っていた眼球が瞼を閉じるかのように消えていくのを3人してはっきり見た。

社長もKさんも僕も何が何だかわからなくなり長い階段を掛け降り外にでて「いまのは何だ」「男か女か」「まず何で壁に目があるんだ!」と話になった。

僕等は覚悟を決め2階の3人を連れて3階に向かった。

「何も起きねーじゃん」と残念がってる2階組み。

6人で3階の掃除をしてる間何も起こらなかった。

僕らも気のせいで済ませようとした。

6人で道具を片付け片手に雑巾持って最終チェックをし終わり靴を履いてるときだった。

「バタバタバタ!!」と凄い勢いで階段を降りてくる無数の足音にかん高い奇声が全員に押し迫ってきた。

全員靴を手にとりさっさっか車に乗り込み一軒家をあとにした。

その夜社長は夜食の場でみんなに話してきた。

「あそこの家には子供もいなかったんだ。養子なんかも貰った話も聞いてないし。そんで引くかもしれないけど…あの字は間違いなく奥さん(おばさん)の字だった。でも他の字は全くわからない。」

社長の複雑な気持ちに察しんだろう。

おちゃらけな先輩、それに僕は今日居合わせなかったスタッフに話すことはなかった。

そしてちょっとした「オカルトな話」も信じるようになってしまいました。

おかげさまで夏のホラー特集は嫌でも見たくありません。

以上です。

読んでくれてありがとうございました

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