1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
アフリカで写真撮影をしていた時のこと。
望遠レンズで遠くを見ていたら、大木(バオバブとかではない普通の樹木)に、地元の人たちが10人くらい登って、下を見ていた。
下を見ると、ライオンが呑気そうにいて、その近くに帽子が1つ落ちていた。
もう1回、木の上を見ると、登っている人たちはみんな、落ちているのと同じ帽子を被っているではないか。
「おやおや、帽子を落としたが、ライオンが下にいるので取りに行けないらしい」
私は笑ってカメラから目を放し、別の撮影に向かった。
「登っている人たちはみんな、落ちているのと同じ帽子を被っている」
「みんな」帽子を被っている。
では、下にある帽子は誰のだろうか?
誰かが帽子を落としたのではなく、誰かがライオンに食べられた結果として、帽子だけが残った。
もっと言えば大木に登ったのはライオンから避難する為だった。
「みんな」帽子を被っている。
では、下にある帽子は誰のだろうか?
誰かが帽子を落としたのではなく、誰かがライオンに食べられた結果として、帽子だけが残った。
もっと言えば大木に登ったのはライオンから避難する為だった。
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