1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
あるところに、とても物知りの若者がいた。
ある男が彼に質問した。
「なあ、悪魔を呼び出せば、3つの願いを叶えてくれるんだろう?」
「そうらしいな」
「もしあんたが悪魔を呼んだら、どんな願い事をする?」
「そうだな、1つ目は、俺が健康なうちに残り2つの願いを叶えてくれだ」
「なるほど、考えたな。じゃあ、2つ目は?」
「俺が若いうちに最後の願いを叶えてくれだよ」
「え?じゃあ3つ目の願いは何なんだ?」
「それがなあ・・・。実はまだ決めてないんだよ」
その時、どこからともなく恐ろしげな声が聞こえてきた。
「早く最後の願いを言ってくれ!一体何百年待たせたら気が済むんだ!」
1つ目と2つ目の願いを合わせると、「健康で若いうちに願いを叶えてくれ」となる。
つまり、最後の願いが叶うまでは病気にもならず、若いままである。
そして、「早く最後の願いを言ってくれ!一体何百年待たせたら気が済むんだ!」から、若者は何百年と生きている。
上手いことやったなとも思うが、何百年も待っている悪魔の心中を察すると怖すぎる。
つまり、最後の願いが叶うまでは病気にもならず、若いままである。
そして、「早く最後の願いを言ってくれ!一体何百年待たせたら気が済むんだ!」から、若者は何百年と生きている。
上手いことやったなとも思うが、何百年も待っている悪魔の心中を察すると怖すぎる。
コメント