1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
つい1週間前の話なんだけど、いつも通り仕事を終えて8時くらいに自分のアパートに帰った。
しばらくボーっとしてると電話が鳴って、去年会社を定年退職した上司のHさんからだった。
お久しぶりですって挨拶から雑談してたんだけど、急に「気を悪くせんでくれよ・・・」と。
何ですか?と笑いながら聞くと、
「ついさっきうたた寝をしてたら君が出てきて、さらに焼け苦しんでるんだよ。もしかしたら何かあったのか!と思って気になって電話したんだよ」
Hさんも心配性ですね~。何にも無いですよ。なんて言って電話を切ったんだけど、妙に気になって貴重品を枕元に置いて寝床についた。
その日の深夜1時頃、物凄い音でドアを叩かれて飛び起きたら、「4階の部屋で火事だ!」と
管理人さんが叫んでた。
俺は、慌てて準備してた袋を持って部屋を飛び出した。
結局、火事は大きくならず収まって、部屋には何も被害は無かった。
火事場でオロオロしてる時、マンションの住人を見ても、着の身着のままの人が大半だった。
次の日、事の顛末をHさんに電話で知らせたら「無事で良かったなぁ」とホッとしてるようだった。
はっきり言って虫の知らせなんて信じてなかったけど、これからは信じてみようかな、と思う出来事だった。
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