1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
ホラー雑誌の心霊スポットの読者コーナーに投稿するバイトをやったことある。
交通費とか食費とか、必要経費だけ渡されて、従姉と一緒に三池炭鉱の近くの廃屋を探検して、写真を撮りまくってた。
鳥の死骸とか大量にあって、メチャクチャ怖かった。
とりあえず昼から夕方まで歩きまわってたんだが、帰ろうとしたら自転車が盗まれてた。
誰も通らないような寂れた場所なのに盗まれてたから、2人で「やばい、絶対やばい」とか騒ぎつつ歩いて帰りはじめた。
田舎なんで街頭とかも無いから、懐中電灯の灯りを頼りに家まで帰ろうとしてたんだけど、何かに躓いて途中で俺の靴が片方脱げて転んだ。
すぐに履こうとしたんだが、どこを探しても靴が見つからない。
仕方ないから半泣き状態の俺を、従姉がおんぶしてくれて急いで家まで帰った。
帰り着いたら母に、
「勝手に遅くまで遊んでるんじゃない!」
ってこっぴどく怒られたんで、靴を失くしたことは言わないことにした。
翌日、カメラを廃屋に忘れていたことに従姉が気付いたので、暗くなる前に取りに行きたいけど1人じゃ怖いってことで、2人で朝から廃屋に向かった。
カメラは簡単に見つかったんだが、すぐそばに、なぜか昨日失くしたはずの俺の靴が落ちてた。
その時は何も思わずに靴を拾って、お気に入りの靴だったし「見つかってよかー」って喜んでたんだが、今考えるとおかしいよな、絶対・・・。

管理人
心優しい霊が同じ所に置いてくれたんだよ

管理人
と思ったけど、心優しかったらそもそも
靴を奪い去ったりしないか…
そういや自転車はどこいったんだろうね
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