1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
地面に落下した食べ物に雑菌が付着するまで5秒かかるので、それ以内に拾い上げれば害なく食べられるという。
この話は、昔から信じられている迷信である。
が、驚くことに、食品については日本だけでなく、北アメリカからイギリスまで、世界的規模で認知されている迷信である。
これを、本当かどうか実験した女性がいる。
2003年にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の当時、高校3年生だったジリアン・クラークである。
彼女はキャンパス中の様々な床のサンプルを採取して、顕微鏡で調べた。
その結果、床のかなりの部分はバクテリアを含んでいないことを発見し、結論として、多くの場合、乾いた床に落ちた食品は、安全であることが分かった。
引き続きクラークは、床が汚染されていた場合の5秒ルールを検証したいと思い、大腸菌を研究室の荒い床と、ツルツルした床の両方に広げ、グミキャンディーとクッキーを様々な時間置いて、その付着状況を顕微鏡で調べた。
その結果、全ての食品において、5秒以下の時間でも相当数の菌があった。
従って彼女の研究結果は、5秒ルールへの有効な反証となった。
クラークはこの研究の功績により、2004年度の公衆衛生のためのイグノーベル賞を受賞した。
(終)

管理人
3秒だったり10秒だったり様々ですが、
世界的に信じられてるのは面白いですねぇ
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