1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T
なんか最近ちょっと気持ち悪いんだよね。
昨日さ、彼氏と二人で部屋で心霊特集とか見てるうちに、ついふざけて怖い話とかどんどん語り始めちゃったんだよね。
うちの彼氏、結構霊感とか強い方で、この部屋に住んでる時にも、何回か「そうゆう事」があったらしくて。
私も彼の家に遊びに来始めた頃は、トイレに入るのが何となーく怖かったりとかさ、あったんだよ。でも、いまは全然そんなの感じないしね、一緒に暮らしてる。
「でも一番気持ち悪かったのはやっぱ『あれ』だよな。話したことあったっけ?」
「『あれ』って?」
「ずーっと昔、まだここに引っ越して来たばっかりの頃さあ、時々トイレに長ーい髪の毛が落ちてるときがあったんだよ」
「えっ何それキモッ!!」
「それも、黒くて真っ直ぐな髪の毛でさ。」
「ちょっやめてよートイレ行けなくなっちゃうじゃん!!」
「俺もお前も髪染めてるし、そんな長くしてないし、違うよなあ」
一瞬、他の女連れこんでたんじゃねぇだろうな、なんて思いつつ、そういえば、私、ここに初めて遊びに来た時、なんかちょっとトイレに入るのが怖かったんだよねー、なんて話してたんだよね。
そしたらさ、「こうやって話してると、寄って来ちゃったりしてな」なんて笑いながら話すんだよ!もーやめてよーって。
そんな、何だかんだでその日の夜は寝ちゃったんだよ。
その夜は妙に寝苦しくて、途中で私、目が覚めちゃったんだよね。
ぼーっとしながらトイレ行った。
この部屋のトイレは、お風呂場と一緒になってて、しきりにカーテンが引いてある。
そのカーテンが何故か閉まってたんだよね。
「あれ、、?誰かお風呂に入ってたの、、?」って思ったんだけど、私と彼しかいないんだし、誰も入るわけないじゃん?
なんか気持ち悪い、、と思いながらも、まぁもしかして彼がカーテン引いたのかも(でも何のために?)って思ってその日はまた寝ちゃったんだよ。
で、次の朝、聞いてみたんだよね。
「ねー昨日、お風呂場のカーテン閉めた?」
そしたらさ、彼なんかびっくりして、「えっお前が閉めたんじゃねぇの?」って言うんだよ。
えーちがうよ閉めてないよ。
俺だってやってないよ。
彼はてっきり、私が怖がってお風呂場のカーテンを閉めたんだと思ってたらしいのね。
でも、私は本当に全然つついてない。
嘘じゃないよ。
「何なんだろう、、、、?」って、二人で首を傾げてた。
でもさ、本当に気味の悪い事が起こり出したのはそれからだよ。
お昼すぎ、ちょっとコンビニまで行って帰ってきたら、なんかお風呂場の水が流れっぱなしになってるんだよ!
何かイヤな予感したから、慌てて彼氏を呼んできたの。
シャーシャーって水が流れて、まるで誰かそこでシャワーを浴びてるみたいな、、。
「何これ、、、」二人で恐る恐る様子を伺っていると、、、
「キュッ!」ていう、蛇口を捻るような音が確かに、、確かに聞こえた。
思い切って、彼が扉を開ける。
でも、、何もいない。
「なんか妙に石鹸のにおいがしない、、?」
そう、浴槽を覗き込むと、何故か大量のボディシャンプーが浴槽に撒き散らされていた。

本当に怖いのは、来月に来る水道代の請求額だったり・・・
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