怖い話大会の途中、一人が「窓に人影が…」と言い出しお開きに→寝ていると段々近づいてくる気配を感じて・・・

1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T

昔、大学のクラブ合宿があり、最終日の夜は打ち上げで騒ぎまくっていた。

深夜になって、お決まりの如く「怖い話し大会」が始まって、色々と話しているうちに、一人が急に黙りこくってしまった。

理由を聞くと「窓の外に人影が…」との事。

始めのうちは皆を驚かすための冗談かと思っていた。

しかし、どうやら本気で見たと言っている。

場の空気が重くなり、気味悪くなってそのままお開きになった。

皆が部屋を後にして俺ともう一人がこの部屋に残った。

そう、つまり「怖い話し大会」をやっていた部屋は、今日俺が寝る部屋だったのだ。

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もう一人は酔っ払ってさっさと寝てしまった。

なかなか寝付けないでいると、人の気配がする。

寝ている俺の横に誰かが立っている気がした。

あれ?誰かがまた部屋に来たのか?そう思った。

しかし、黙って立っているのはおかしい。

すると、右の方から俺の顔に被さるように近づいてくるのを感じた。

一瞬起き上がろうとしたが、冷静に考えてみると俺の右手には折り畳み式の机があって、その上はさっきまで飲み散らかしていたビールの空き缶やオツマミの食べ残しが錯乱していたはずだ。

とてもじゃないが、右側から俺の顔を覗き込む事など出来るはずがなかった。

それに気づいた時、冷や汗がどっと出てきて、さっき言っていた「窓の外に人影が…」という言葉を思い出してしまった。

…その間…

ずっと覗かれている。

段々と近づいてくる気配。生暖かい空気が頬にあたる…

近い…

あまりの息苦しさに思わず耐えられなくなって、振り向いてその正体を見てしまった。

すると、見たこともない男の顔が至近距離でこちらを直視していて、目を見開いていた。

そして一言残して消えて行った。

 

「…ちっ…もう少しだったのに…」

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