父が話してくれる河童の話が妙にリアリティがあった→父が橋の上から「おーい!」と声をかけると、そこには絵で見るような河童がいて・・・

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 06:03:10.42 ID:XMh0A6ToO
840 :本当にあった怖い名無し:2009/08/22(土) 11:15:39 ID:JHpsKCxWO

父親の従兄弟がM町に一族を構えていて、父が子供の頃、M町で遊んでた出来事をよく語ってくれた。
M町の真ん中にM町と同じ名前のM川が流れていて、そこによく河童が現れていたらしい。

もう他界したが、父親の語る河童の話は妙にリアリティがあって面白かった。
例えば、河童は亀の様な甲羅があるわけではなく、背中がワニの鱗の様に硬いだけとか、
頭の皿は犬の鼻の様に粘膜質で、皿の周りの毛から水分補給してて、別に渇いても死なない。
ただ、渇くと全身が干からびて、皮がつっぱって動きが悪くなる。
頭の皿はそのバロメータになってるとか。
(河童にも親がいて、頭の皿が渇く前に水に戻れときつく言われてるらしい)

河童は特有の平泳ぎのような泳ぎ方で、人間がクロールするより速い。
しかし、父達がクロールを河童に教えると更に速くなった。
など、河童の身体の仕組みや生態が事細かく伝わった。
それはもう、本当に河童と一緒に泳いだり、相撲を取った人間でないと語れないようなリアリティ。

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113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 06:03:35.10 ID:XMh0A6ToO

で、俺も小6になって、父の作り話だと理解した頃の正月、
親戚の家で呑んだ父が、酔い覚ましに散歩しようと誘ってきた。
貰うモン貰って、オバサン達の相手にも飽きた俺は父親の誘いに乗った。

散歩中、M川の橋の上で何かに気付いた父親が、
突然、川の上流に向かって「おーい!おおーい!」と叫んで、手を振り始めた。
橋の歩道には数名の人がいて、父の突然の奇行に立ち止まり、父の見つめる川へ視線を落とした。
俺も川を凝視する。

すると、胸上くらいを水面から出した人型の・・・河童が手を振り返してきたのだ。
手には水掻き、頭は円形禿。
絵でみる河童の姿。

橋の上の人達も、若い人は「えー!何だアレ」、老婦人は「あら珍しい」みたいな反応。
本当にM川に河童がいたのだ。
これは30年前の話。

ちなみに俺は今、縁があって結婚してM町に住んでる。
M町は夏に、『がわっぱ(河童のこと)祭』というのがある。

 

847 :本当にあった怖い名無し:2009/08/22(土) 13:47:34 ID:twueZ7vh0

>>840
なんだそりゃwwwwwいいなあwwwwwww
河童好きとしてはめちゃ裏山しい。

つーか案外フレンドリーなんだな河童さん達は。
長崎かな?

 

848 :本当にあった怖い名無し:2009/08/22(土) 13:54:17 ID:bMX8Shjr0

九州地方は河童の話が多いみたいね。
自分の中では可能性として2割ぐらいは実在したんじゃないかと思ってる。

 

850 :本当にあった怖い名無し:2009/08/22(土) 15:12:03 ID:M7h9BgCM0

>>840
カッパの生態が面白くて妙に納得する。「例えば」以降の話もっとない?

 

854 :本当にあった怖い名無し:2009/08/22(土) 17:49:39 ID:xk4VHVQ40

>>840
読みごたえのある話をありがとう。

お父上が河童の生態を詳しく知っていたり、クロールを教えたりしたということは、
人間とふつうに会話できていたの?

 

897 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 02:26:22 ID:hFTfx9dsO

レス頂いた皆さん、拙い文章を読んで戴きありがとうございます。
今日一日忙しくて、チビチビ書いてまして遅くなりました。
なんか空気読めなくてスイマセン。

>>847-848
九州ですが、長崎ではありません。光回線も届いてない地域です。
(つーかM川が一級河川なので、国土交通省の許可が下りないと工事出来ないらしい)

>>850,854
思い出せる範囲で良いですか?
<生態>
・口は漫画にあるようなクチバシではなく、類人猿のような突き出た口に薄い唇。
・身体は臭くないが、微妙に泥のような臭い。口臭は臭い。
・嫌いな人間を攻撃する時は、臭いネバネバした液を口から吐く。それは口臭をさらに濃くした臭い。
・顔をしかめるようにして鼻を絞れる。
・尻尾がある。
・目は釣り上がって瞼がある。
・目を見開いて歯を剥き出しにすることがあるが、それは怒って威嚇ではなく喜びの表情。
・歯は全部尖っている。鮫のような感じだとか。
・腕の関節が弱い。すぐに脱臼する。右腕を引っぱると左腕が縮むと言うのは迷信。
・寿命は30年くらい。9才でつがい(成人)になるらしい。人間の子供と遊ぶのは3~6才位
・成人した生体は、人間の大人の身長より高い。
・雌成人は猿のような小さな乳房がある。(哺乳類か?)
・皮膚はイルカのようなウエットスーツのような感じ。ヌルヌルしてない。
・色は黒と黄色を混ぜた感じ。ミドリでもないし、斑点もない。怪我や傷が残りやすい。
・力は強い。相撲は力技での寄り切り相撲。引き落としのような技巧系やサブミッションに弱い。
・走るのは遅い。息があがるとハァハァ言う。(肺呼吸?)

 

898 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 02:31:38 ID:hFTfx9dsO

<知能・文化>
・食事は魚丸呑み。岩ゴケ、ススキやユリの根等を食べる。野草・キノコの知識は豊富。
・親、家族はいるが、3才以上は一人で食事。調理はしない。火を嫌がる。
・子供同士で遊んでも、親河童は人間に近寄ろうとはしない。遠くから頭だけ出して見てる。
・河童同士のコミュニケーションは不明だが、日本語は解る模様。
 話す時は接続詞がなく、「俺 お前 相撲」「弟 生まれる」「俺 お前 これやる。これ 綺麗だ」という感じ。
・貸す借りると言う概念がない。
 苔を剥がす時、父が肥後守を「貸してやるよ」と渡すと、「お前、俺、これやる」と言い、
 苔食った後、水中に持って帰った。
 翌日、上記の台詞でガラスか水晶か分からないが、ピンポン玉サイズの透明の玉をくれた。
 ※肥後守(ひごのかみ)は、日本で第二次世界大戦前から使われている簡易折りたたみ式刃物(ナイフ)。
・義理堅く、恨みは必ず晴らす。お返し、仕返しはキッチリする。
・尻子玉を抜くってのは迷信。
 転んで擦りむいた子供に、何か白い膜を張り付けると、2日で傷が治る。
 その子の傷が治ると、何か寄越せと要求される。ギブアンドテイクの精神らしいw
・他にも不思議な医療術を使う。腹痛の子の弟が黒い石を渡され、兄に舐めさせろと言う。
 兄に舐めさせたら翌日腹痛が治ったらしい。石は洗って再使用できた。もちろん後日要求あり。
・縄術に長けている。
 船着き場のロープを不思議な結び方で(幾何学模様のように)結んで、誰も解けなかったのを、
 2~3ヵ所引っ張って一瞬で解く。
 同じ感じで、絡まったテグスでも解いた。
・魚の量を一族で管理してて、子供の釣りには寛容だが、大人の釣り人や投網には容赦しない。
 そしてM川では、釣り人や投網を打つ人はいなくなった。
・基本負けず嫌い。喧嘩になった事が何度かあったが、勝負は相撲・水泳・駆けっこ。
 殴り合いの喧嘩をすれば、怪力なので子供なら下手すりゃ死ぬ。ネバネバも吐かないし紳士的。
・上記に年齢が何度か出てるが、実は正確な年齢・暦の概念はない。
 「冬を何度越したか」が河童の年齢の基準。冬は餌が少なく、寒さで彼等が死に易いから。
・河童の死体は干からびて小さくなる。水に浸かって死んだ場合は、他の水棲生物と同じく分解される。
 死んだ者に対しての哀悼は無いが、親だけは子供が死ぬと悲しむ。

900 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/08/23(日) 02:33:13 ID:hFTfx9dsO

ちなみに本日夕刻(昨日になったw)、俺自身が手を振る河童を見た橋からのショット。
当時は緑地帯はなく、川は狭く深く水量も多かったのを記憶してます。橋の欄干は当時のまま。

 

管理人
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すごくイキイキした河童像が浮かぶね。

本当にいるのかな?って思えてくる。

コメント

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