1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Oh9Puha
サイパンのホテルで深夜に現れる日本兵
636 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/30(月) 13:41
>10数年前の「人事院月報」という国のお堅い雑誌の、読者欄みたいのに何故かあった。
ちょっとこわかったので今でも覚えてます。だいたいこんな話。
夏休み、一家でサイパンを訪れた。
深夜、ホテルで皆寝ていたらいきなり電話がかかってきた。
寝ぼけ眼で取る。すると、男性の声で「○さんですか?」と尋ねてきた。
(ちょっと実際の名前覚えていないので、○でご勘弁下さい)
「いーえ、違います…」とこたえると電話は切れたが、少したってまた
かかってきた。同じ人がまた、「○さんはいませんか?」
「違いますっ!」と切った。 まったくこんな夜中に一体…と不愉快。
でも旦那も子供も不思議と気づかず、すやすや寝ている。
ふとベッドサイドに気配を感じ振り向いた。
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639 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/30(月) 14:52
するとそこには男性が立っている。 兵隊姿の。
それを見て動転し、声も出ない。
日本兵はじっと見つめ、テレパシーのように声ではなく、心に語りかけてきた。
「自分は……というものだ、○さんを探している、どこにいるか知らないか?」
「いえ、知りません…」と念ずるように伝えると、驚いたことにまた心に返してくる。
「○さんが、自分を日本に帰してくれると約束してくれた、どうしても探したい」
ふるえながら「自分はその人を知らないし、申し訳ないが何もわからない」
すると「どうしても日本に帰りたい、自分だけじゃなく、皆そうだ」
と、窓の外を見ると無数の日本兵の姿が。
ここでぎゃぁーと悲鳴をあげたら、それらはさーっと消えた。
その叫び声で家族が目を覚ました。
やはり家族は電話のことなど何も知らなかった。
翌朝、ホテルに文句を言ったが、「そんなのよくある話だ」ととりあってくれない。
帰国後、何かの手がかりがあればと、日本兵の名前を調べてみたがよくわからなかった。
それにしてもなぜ、霊体験もなかった自分のところに出てきたか不明。
以上です。
みなさん、特にこれからの季節、南の島々で浮かれ遊ぶのはつつしみましょう。
640 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/30(月) 15:06
おいおい、そのホテル、よくある話なのかよ…。
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掴まれた足
701 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 21:09
もう8年以上前になるかな。
隣に座っていた女の子が青い顔して「足捕まれてる」っていうんだ。
その子が結構霊感少女(というかやや鬱気味)だってのは知っていたけど、特に何も見えないから「捕まれてるって・・・この辺?」っていって指さすあたり(ふくらはぎの中間あたり)を掴んだら・・・手がピリピリと痺れるんだよね。
その空間が、ちょうど、男の手の大きさくらいでさ。
一瞬青ざめたけど、手を離しても仕方ないし、こういうときは怒ったもん勝ちだっていわれてるから、「何女の足掴んでんだ、このヴォケ!」と必死に念じて、ついでに真言まで唱えちゃったよ。
しばらくしたら消えたけど、あれって霊なんだろか。
そうじゃないとしても不思議な体験だった。
問題は、その場所が夏の真っ盛り、昼間のしかもコミケ会場だったことか(晴海)
スペース取れなかったヲタの生き霊だったのかも。
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空耳
727 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 01:27
霊体験らしきものは、私が高校時代に頻繁に起こりました。
私は、学校まで自転車通いだったのですが、入学祝いに新品の自転車を買ってもらい、機嫌よく7キロほどの道を往復する毎日でした。
学校にもなれた頃・・・私は、盛んに「空耳」を聞くようになりました。
授業中、通学中…誰かと話をしていると、割り込むようにささやく声がするのです。
それも決まって、左耳で聞くのです。
それでも、鳥肌を立てるくらいで、実害はないものだと気にせず暮らしていたある日。
下校途中に、友人と大声でしゃべりつつ自転車をこぐ私の耳元で
「よっこいしょっと」と、しゃがれた声が聞こえました。
もちろん、左耳で・・・。
驚いて自転車を止め、あたりを見回しますが、あたりは一面の畑。
声の主は見当たらず、傍にいるのは怪訝に私を見る友人のみ・・・。
ちょっとゾクッとしましたが、構わずそのままペダルを踏みしめたその時
ガクン、と言う感じがして、自転車の前輪が少し浮き上がりました。
え?と思った瞬間、ペダルがいつもとは全くちがう重さになりました。
必死でこいでも、すごい重さで平地を並んで走らせている友人の自転車に度々引き離されるのです。
どうかしたの?と尋ねてくれる友人に、本当のことは話せず
ただ、疲れてるのかな・・と誤魔化しながらようやく自宅にたどり着きました。
いつもなら在宅している母も、用事で外出しており間が悪いなあ、と思いながら自分の部屋に入りました。
レンタルしていたCDを返しに行こうと、ベッドの脇を通った瞬間背中をドシンとおされるように、ベッドに倒されました。
それから、どうにも体が動かず、頭はガンガンと痛むのです。
背には何かが覆いかぶさっているような重み・・・。
内心パニック状態で、そのまま20分ほども過ぎた頃。
隣の家のおばさんが、うちを訪ねて玄関のベルをならしたのと同時に私は開放されました。
ほっとして、腕時計を見た時、さーっと血の気が引きました。
綺麗だった腕時計の、ガラスには無数の小さな傷が付き
一瞬曇りガラスかとも思えるような、変わり果てた姿になっていました・・・。
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大きな蛇の夢
758 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/05(日) 03:22
20年前、山を切り開いた地にできた新興住宅地に引っ越した。
その住宅地に引っ越して来たのは私の家が一番最初で、周りにはまだ家は一軒もなく、夜は道路の街灯だけで真っ暗だった。
家は住宅地の端で、隣には整地されていない、草むら。そして、草むらは山に続いていた。
その家に越してきてから、暫く、家族皆が調子を崩した。
父は原因不明のできものが背中に出来、母はだるさで病院通いを続け、兄はやたらと車の事故を起こした。
私は不注意でやたらと切り傷やあざを身体中につくった。
が、そのような不調もいつかなくなり、家族そろって新しい家にも慣れた。
家が建って一年経った。
新興住宅地も随分家がたって賑やかになった頃、父が話してくれた。
家族が調子を崩していた頃、父は夢を見たそうだ。
大きな蛇の夢で、草むらからじっと父を睨んでいたらしい。
そして、次の日、父は家の傍の草むらでその蛇を本当に見た。
蛇は胴の径が10センチもあろうかという大きさで体調は2メートル程もある大きさだった。
父は、なぜか申し訳ない思いになり、蛇に話し掛けたそうだ。
「この地に昔からいたのだろう。勝手に来て申し訳ない。
でも、いまさらここを離れるわけにはいかない。この地を大切にするからゆずってくれないか。
それと、俺の前にはどれだけ姿を現してくれてもいいが、家族は正直言ってその姿をみると怖がる。頼むから、俺の前だけに姿を現してくれ」
蛇は暫く父を睨んでいたが、ゆっくりと山に向かっていったそうだ。
父はその日、寺に行き、酒を納めてきたらしい。
家の不調が改善されたのは、その日からだと父は言っていた。
そして、父はその後、蛇を見ることはなかったそうだ。
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慕われていた先生
789 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/06(月) 06:21
秋田県出身のY君から聞いたのですが、昭和57年ごろに日本海で大地震が発生し、海辺を遠足していた小学生たちが犠牲になりました。
(大変有名な災害です)
その後、父母たちの間で引率の先生を相手取った裁判が行われようとしていたようです。
大切な我が子を失った重いというのは、たとえ天災であってもやるせないもの。
親の心情からするとそのやるせなさは尋常ではありません。
しかし、ある時を境にその動きがピタッとなくなったというのです。
なぜかと言うと、なくなった子供たちが次々と自分の親の枕元に立ち
「先生は悪くない」と言ったからだと言うのです。
そして、実際に裁判での係争は一切なかったというのです。
大変有名な災害ですので、その後のいろいろな事態については周知のことだと思うのですが、はたしてこの話は本当なのでしょうか?
Y君は自分の妹がその学校に通っていたため、この話を聞いたと言ってましたが。
792 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/08/06(月) 09:40
>>789
恐いというより、なんだか胸が熱くなったんですけど。
793 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/06(月) 11:49
>>789
うう…涙が…
その先生、慕われてたんだな…
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