1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Oh9Puha
老人『本当にこれで若返れるのか?』
男『えぇ。我社の開発したこの機械はあなたの細胞から全盛期だった若い体を生成し、あなたの今の記憶を入れることで記憶はそのままに体だけは若返ることができます。』
老人『そうか…。お願いするよ』
そして老人はベッドに寝かせられシートが被せられた。
それから数時間。
老人(遅いなぁ…いつになったら始まるんだ?)
男『お待たせしました』
若い男『ありがとうございます。こんなに上手くいくとは…ところでこの古い体はどうするんですか?』
男『こちらで処分いたしますよ。またのご利用お待ちしております。』
そう言うと男はベッドを焼却施設まで運んで行った。
老人(おぉ。 前の誰かは若返りに成功したようだな。 それにしてもやっと俺の順番か…)
若い男『ありがとうございます』
若い男は老人のクローン。
この話でのクローンは老人と同じ記憶を持っているというだけで、老人とは全くの別人。
老人の本体は意識や記憶を持ったままである。
つまり、老人が「若返る」のではなく、作られた若い体に老人の記憶の「コピー」を入れているだけなのだ。
そして、ベッドに寝かせられた老人は、これから焼却処分されようとしている…。
この話でのクローンは老人と同じ記憶を持っているというだけで、老人とは全くの別人。
老人の本体は意識や記憶を持ったままである。
つまり、老人が「若返る」のではなく、作られた若い体に老人の記憶の「コピー」を入れているだけなのだ。
そして、ベッドに寝かせられた老人は、これから焼却処分されようとしている…。
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