アメリカでの霊体験

5 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:06
新スレ設立おめでとう。
怖くないかもしれないけど・・・
以前アメリカに住んでいた私の友人が体験した話です。
彼女は数年間、アメリカの企業で働いていたのですが、
その会社はかなり大きなオフィス街のビルに入っていました。
そのビルはほぼ正方形で、中央にエレベーターがついており、
東西南北どの方向にも出られる造りになっていたそうです。
ある日、友人はいつものように仕事を終え、
帰宅する会社員やOLでいっぱいのエレベーターに乗りました。
1Fに降りた時、視線を感じてふと目をあげると、
こちらをじーっと見ている一人のお爺さんと目が合いました。

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そのお爺さんはオフィスビルには不似合いなラフな格好で、
兵隊さんがかぶるような帽子をかぶっていたそうです。
その日は何か軍事的?な記念日だったらしく、退役軍人のお年寄りで
そんな帽子をかぶっている人を何人か見かけていたので、
友人は「なんでこんなとこにこんなお爺さんが?」と思ったくらいで
別に不審には思わなかったそうです。
目が合った時、お爺さんはにっこりと笑いました。
友人は「???」と思いましたが、無視するのも悪いと思ったので
会釈をして通り過ぎ、そのまま北側の出口から表に出たそうです。
お爺さんは西側の出口の方に歩いていきました。(続く)
※実は東西南北どの出口だったかまでは確認していなかったのですが、
文章で説明する際、便利なので使わせて頂きます。
6 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:07
(続き)
友人はビルから出て、ビルの前の広い道路を横切りました。
すると驚いたことに、先ほどビルの中ですれ違ったお爺さんが
向こうから歩いてくるのです。相変わらず友人をじっと見つめながら。
西側の出口から出たお爺さんが、
大きなビルをぐるっと回って北側までに戻り、
さらに道路の向こう側まで行ってこちらに戻ってくるのは
時間的に不可能です。(西側に行くフリをして友達の後ろから
ついていって、走って追い抜いたんじゃないの?と茶化してみましたが、
大まじめに否定されました。交通量の多い広い道路なので
横断歩道を渡らなければならず、もし走って追い抜かれたなら
その時わかるはず、それにかなり向こうから歩いてきたもん、
と言ってました。)
友人は驚いて、初めてぞっとしました。
でも、もしかしたら自分の勘違いで、さっきのお爺さんとは
別人かもしれません。今度はさすがに怖かったので、
視線を感じながらも目を合わせないようにしてうつむいて歩きました。
でも、すれ違いざまに、お爺さんに
「また会いましたね・・・」と言われたそうです。
振り返らずに速攻逃げてきた、と友人は話してくれました。
7 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:22
じゃあオレも、アメリカにすんでた頃の話
よく映画で見るようなフツーの住宅街。
うちは玄関の前になんていうのかな、こうベンチみたいなブランコがあったんだよ
ちょっとしか揺れないやつ、年寄りがマターリ子供が庭で遊ぶのを眺めるためのやつだよ。
夕方、友達ん家から帰ってくると子供がベンチで横になってる。
知らない子供。オレも子供だったけど、
学校でも見たことのない(つまりこの近所にはいない)
子供だった。金髪で青い目の、普通の子。でも顔色は悪かった。
9 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:28
人んちの玄関の前で横になってるなんてなんか変だったし、顔色も悪かったから
(もちろん英語で)「そこでなにしてるの?」って聞いたら
「気分が良くないんだ」
悲しそうな声だった。
「病気なの?」
「わからない」
救急車呼ばなきゃ!って玄関開けて、「ママー!」って叫んで、
母ちゃんがなんだなんだと焦って駆けてくる足音がして、
ふ、っとまたベンチのほうを見たら、もう誰もいなかった。
道路へ続くコンクリートを歩く音も、芝生を踏む音も、ベンチが揺れる音もなかった。
ベンチもまったく揺れてなかった。
ベンチに触れてみた。
子供心に「体温が残ってるはずだ」と思った。
それらしいぬくもりは感じられなかった。
母ちゃんが来て「どうしたの?」って聞かれたけど、
なんでもない、って言っておいた。
10 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:31
日本に帰る前に一度だけまたこの子見た。
同じように友達の家から帰った夕方、またベンチに寝てた。
遠くから金色に輝く髪の毛が確認できた。
2回目はやば、と思って一度友達の家に戻ろうと家に背を向けて・・・・・・・・・
なにを思ったか好奇心で振り返ったら、誰もいなかった。
この家だと他にも変なコトがたくさんあった。
11 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:37
 
>>7 >>9,10
以前その家に居た子かしらね?<金髪くん
ほかの話も聞かせてくだせい
12 :7,9,10:2001/06/22(金) 15:44
>>11じゃあお言葉に甘えて
ガレージは車からリモコン一発でガラガラガラガラ、ってすごい音で空くようなやつだった。
オレは当時ゲームオタクで一日中ゲームしてて親とでかけるのがイヤだった。
その日もマターリ一人留守番しながらウィザードリィ5。
ガラガラガラガラ、といつもの音がして、ガレージから廊下へ続く古びたとがきしむ音。
「おかえりー!」と同時にこっちに走ってくる足音。
振り向くと隣の姉貴の部屋のほうへ、フリルのついた靴下を履いた足が通り過ぎた。
13 :7,9,10:2001/06/22(金) 15:48
もう一度「おかえりー!」って叫んでも返事がない
あれれ?ともう一度「おかえりー!」って叫んでみた。
あれれ?買ってきた荷物をおろしてるのかな?とガレージに向かう・・・
先ほどと同じ音をたててきしむドア。
ひょい、とガレージを覗きこむと真っ暗なガレージはもぬけの空・・・
姉ちゃんだけおろしてまたでかけたかな?と姉の部屋にも誰もいない・・・
歩き回ったけど結局オレしかいなかった・・・。
だいたい当時姉貴はアニメオタクでフリルのついた靴下なんて履かないし・・・
今思うと姉貴はでぶっててあんなに足細くなかったなあ・・・
14 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 15:54
あちらは幽霊さんも自己主張激しいんだね。
アメリカいったことないけど、>>5->>12までの
話、すげえよく分かる感じがする。ちょっと
恐いけど、なんかほのぼのしてて物寂しくていいやね。

 

コメント

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