957: 本当にあった怖い名無し 2008/04/29(火) 09:13:35 ID:GqiriG7cP
ドッペルゲンガーを紹介されて、友達になった自分ww
不思議でもなんでもない話ですが、おつまみ程度にどうぞ。
私=A、ドッペル=Bとします。
高1の今くらいの時期、友人XにZという友人を紹介してもらった。
A・X・Zは別々の中学出身で、高校で出会い仲良くなった。
ある日Zに「Bという親戚はいるか?」と聞かれたが、そんな親戚はいない。
「勘違いではないか?親に確認してくれ。」とまで言うので、理由を聞いたらZの後輩B(当時中3)が私にそっくりなのだという。
Xに私を紹介された時、中学校にいる筈のBが高校の制服を着て教室に現れたので、かなり驚いたそうだ。
私は家に帰って親に確認したが、やはりそんな親戚はいないし里子に出された姉妹もいない。
Zが中学が同じだった友人達を連れて見学に来たが、皆「そっくり」と口を揃えた。
そんなに似てると言われたら、どんな顔なのか見てみたいと思うのが人情。
私とXは写真でいいから見たい!会ってみたい!と訴えたのだが、何故か誰もBの写った写真を持っていなかった。
どこかで待ち合わせさせて会わせよう、という話も出たがやっぱりなんだかんだで流れてしまう。
ここまでならよくある話。
958: 本当にあった怖い名無し 2008/04/29(火) 09:18:50 ID:GqiriG7cP
数ヶ月後、Bは私と同じ高校に進学した。
B(高1)と私(高2)を間違える人続出。
この2年間、特にBが入学してからの数ヶ月は、間違えられネタには事欠かなかった。
教師から「1年のBは親戚(ry」、部活の後輩には「A先輩がなんで1年の校舎にいたのか?」「挨拶したのに何故無視するのか?」などなど。(それぞれ複数から言われた)
おかげで知らない間に「A先輩は感じが悪い」と噂が立ってたよ…。
Bに確認すると「2年のAは親(ry」と聞かれたり、知らない同級生に会釈されたり話しかけられて怖かったりしたそうだ。
高校という狭いコミュニティで更に学年が違ってたから、「BというAのそっくりさんが存在する」「AとBは似てるけど赤の他人」という説明も楽だったし、一度周知させれば同一人物と思われる故のトラブルを避けられたのは助かった。
Zにより、お互いそれぞれの存在を知っていたから良かったものの、そうでなかったらこのスレにあるような不思議で不気味な思いをしたと思うし、周りの人にもさせてたと思う。
個人的に不思議なこと。
Bの入学直後、Zの計らいにより私とBは会うことが出来た。
あの~全然似てないんですけど。
髪型は一緒(校則で決められている)だが髪質は違うし、何故間違えられるのかわからない。
ただ、雰囲気は似てると思った。
同じくBと初対面だったXによると「並べれば違いがわかるが、単独だと間違えてもしょうがない(くらい似ている)」とのこと。
もう10年以上前の話です。
その後色々話をしたが、Bは私と趣味が同じでとても気の合う子だった。
今ではなかなか会う事も無いけど、私達は元気です。
この間数年ぶりに偶然会って、趣味の話で盛り上がってきたよww
だから、ドッペルゲンガーがいるみたいだけど会った事が無いって人は、会ってるけど自分では気付いてないだけかもしれません。
実際出会っちゃうと、私みたいに全然不思議な話じゃなくなっちゃうしね。
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