公衆電話から男子が「今夜デートしよう」と彼女を誘った→彼女が待ち合わせに指定された公衆電話の前で待っていると、急に公衆電話が鳴り響き…

1: 以下、名無しにかわりまして裏島哲郎がお送りします:2004/04/04(日) 04:44:44.44 id:Ur4Ma6T

うちの学校の怖い話。

10年ほど前、ある男女がいたのだが、この二人は学校一と言われるほど、仲の良いカップルだった。

でも、カップルと言っても、一度もデートをしたことがなかったそうだ。

なぜなら、どちらの親も家庭の規則が厳しく、学校と部活以外は、ほとんど外出禁止であったから。

ある日、その男の子が女の子に公衆電話から電話をした。

実は、この公衆電話は呪われていて、その公衆電話が電話をした人に成り済まし、電話をかけたりする事もあるという。

でもその男の子は、そんな噂話など全く知らずに電話をかけてしまった。

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「○○ちゃん(女の子の名前)、今夜、家抜け出せる?出来たら今夜デートしようよ」

「いいですよ。何時ですか?」

「じゃあ、今夜の12時頃にしよう」

「あ、後、どこで待ってればいいですか?」

「それじゃあ、学校の前の公衆電話(噂の呪いの電話)のところで待っててよ。すぐ行くから」

二人はそれだけを言って、会話を終えた。

そして、夜の11時30分頃に、彼女は家を出た。

約束通りの12時頃、公衆電話のところに着いたが誰もいなかった。

「おかしいなあ。すぐに行くって言ってたのに」

30分近く待っても、誰も来なかった。

「もう帰ろうかな・・・」

彼女が帰ろうとしたその時、その公衆電話が鳴った。

夜中に一人だけだったということもあり、彼女は公衆電話を見つめた。

いつまでも鳴り止まないその公衆電話は、まるで彼女に出て欲しいようにも思えた。

そして彼女は、その電話の受話器に手を伸ばした。

「もしもし・・・」

ガチャガチャと音がしたが、何も起こらない。

それでも彼女は、電話の相手に呼びかけた。

「もしもし・・・」

「もしもし・・・」

彼女は何度も呼びかけた。

「・・・・・・ろ・・て・・・」

電話の相手が何かを言ってきた。

でもそれは、何を言っていたかは、よく聞き取れなかった。

「後ろ・・・いて」

途切れ途切れだが、何を言っているのかはハッキリと分かった。

「後ろを向いて」

彼女は後ろを向いた。

夜中に彼女の叫び声だけが、静まり返った辺りに響いた。

しかし次の日、彼女は発見されなかった。

彼女はそこに倒れておらず、家にも帰っていなかった。

結局、夜中に抜け出した彼女は、誘拐されたということになった。

だが、デートを誘ったはずの彼は、その日一度も彼女の家に電話をしていなかった。

それからは、毎日夜中の12時頃に、女の子が公衆電話の前に立っているという。

 

管理人
管理人

ん?彼は公衆電話から彼女宅に電話したことがあったの?

成りすましは、一度電話しないと出来ないの?

外出禁止されるほど厳しいのに真夜中簡単に抜け出せるの?

色々ツッコミどころがある話でいまいちピンとこないな…

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