美味しい湧き水を求め福島県へ→「源水飲みたい!」と彼女が言うので山の奥深くに行き、滝で水を汲んだ帰り道、「太鼓の音がする」と彼女が言いだし…

434 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 16:35
おじゃまします。
私は霊体験をした!っていうのはほとんど無いのですがそれらしき出来事をひとつ。
さて、今から2年前の夏のことです。
彼女と2人で美味しい湧き水があると言う福島県のA市に行きました。
湧き水というからには結構な山にあったのですが、下まで湧き水が来るようになっていたのです。
そこで飲んだのですが、彼女が源水を飲みたいと言うので行ってみることになりました。
舗装されていない道を車で行きます。
ガタン・ガタンと車は揺れて、大きく伸びた杉林が延々と続きます。
陽のあたりは伸びた木々で薄っすらとしかあたりません。

20分位たつと案内板が見えてきました。
案内板の矢印は土手の下(といっても遥か下の方)をさしていました。
車を降りて獣道を通り、土手の下へと降りて行きます。
すると滝が見えてきました。
ゴツゴツとした岩に水が叩きつけられ、霧状になって肌に触れてとても気持ち良かったです。

滝壷の脇には、『小さい鳥居』・大きい岩には、『しめ縄』がありました。
夏なのにキンキンと冷えた水を一口飲み、あとはペットボトルに入れて帰ることにしました。
                     続く。

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435 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 16:36
続き。

帰り道に彼女が一休みしようと言ったので、木々が伐採された跡地に車を入れて休憩しました。
そこは、ちょうど入り組んだ場所で周りは杉林で覆われています。
やはり陽は当たらず薄暗い場所でした。
水はまだキンキンに冷えています。

水を飲みながら、辺りを見回しました。
5~10分ほどした時ふと、彼女が変なことを言うのです。

『太鼓・・・太鼓の音がする。』
私は、まさか聞き間違えだろうと気にもしません。
民家や田畑は全く無いですし、ここから4~5キロは離れています。
私は、場所が場所なだけにそういう気になるから聞こえてるんだと彼女に言いました。
しかし、『太鼓・・・・ほら!太鼓だよ!!』
と彼女がだんだん興奮していくのが分かります。
私は、窓を開けてエンジンを切りました。
耳を澄まします。

風に揺れてザワザワと音を立てる杉林、遠くから聞こえる滝の音。
少々気味が悪いのですが、聞こえませんでした。
しかし・・・ダッダ・ダッダ・ダッダ・・・・・
聞こえました。
聞こえてしまいました。
大小の太鼓の音が、遠くから、時には近くから、リズムが合ったり、くずれたりと様々に。

私は、滝の音だと思ったのですが、滝の音は別に聞こえます。
太鼓の音に気を取られて気づかなかったのですが、辺りの木々が異様にザワつき始めました。
しかも、この場所だけです。

すると、『早く!早く出ようよ!!』と彼女が急かし出しました。
急いで車を走らせました。
もう舗装されていない道を速度をどんどん上げて帰りました。

山を降りて、落ち着こうとファミレスへ。
ちょっと長く休憩をとり車へと戻りました。

車内は夏なので40℃以上になっていたでしょうか。
それなのに、水はキンキンに冷えています。
なぜでしょうか?

長文・汚文すいませんでした。           終わり。

 

管理人
管理人

神域とかだったのかな?

何も調べずに行くべきじゃないね

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