夏やし怖い話書き込んでいって!

中編

4: 2024/07/20(土) 11:53:59.29 ID:1JCV1
高1の時の話なんやけど、
ワイの学校は山の上にあって
住んでる所から7.8kmくらい離れてるんやが
田舎なもんやから
学校が終わる時間の
昼13時から30分までに2本と
15時から16時半くらいまでに3本しかなくて
乗り過ごしたら歩いて帰るしかないんやけど
6: 2024/07/20(土) 12:00:48.95 ID:1JCV1
3人で喋りながら歩いて帰ったんやが
道がちょっと狭くなって
縦1列になって歩いてるときに
ふと、
崖の下の川を見た

そしたら奥の山の
ゴツゴツした岩肌につかまるように
白い服を着た人が立ってた

「変なの…」

そう思って友達二人を呼んで
「あれ見て」と言った

そうしてもう一度同じ場所をみると
一瞬にしてその人は消えていた

7: 2024/07/20(土) 12:14:24.72 ID:1JCV1
「あれ?!さっきまでおったのに?!」
大きな声が出た

友達にはなにかを見間違えたと決めつけられたが
見間違えるほどの何かなんてそもそもそこにあるはずはない

不思議に思いながらも帰っていると

少し過ぎた所にまたソイツは現れた
「またや!!」

今度こそと、友達を呼ぶも
目を離した隙にそいつはまた消えた

そんなやりとりを3.4回ほど繰り返した頃だった

8: 2024/07/20(土) 12:14:52.18 ID:1JCV1
俺にしか見えないのかな、
そう思い始めたころだった

「あれなんか前に人おるな」

携帯でゲームしながら帰っていたのだが
その一言で顔をあげた

真っ白な服、さっきの人だ!!
川にいたはずのなにかは
いつの間にか先回りしていたのだ、

だか、そいつがいた場所は橋だった
帰る途中の最後の川だった

「なにしてんのやろ」
友達がそうつぶやいた瞬間
顔を上げ、ニタッッと君の悪い笑みを浮かべると
そいつは川に飛び降りた

「は、え、ちょっと!」と三人で走ったが
間に合わなかったがなぜか
水に落ちる音はしなかったし
どれだけ携帯のライトで照らしても
白い服はみつからなかった
そんなに流れははやくないので
すぐに流された、とは到底思えない

そのまんまその「なにか」の正体もなにもわからずに今に至る…

今でもたまに川を見ると白装束を着た女がこっちを見ている…

14: 2024/07/20(土) 16:30:47.74 ID:Ox0vM
>>8
最後怖すぎ
9: 2024/07/20(土) 12:15:04.35 ID:1JCV1
実話です。

まとめコメント

この記事を読んで、まず最初に感じたのは「ゾクッ」とするような不気味さです。田舎でバスを逃して歩いて帰るという設定は、日常的でありながら、その中に非日常が入り込むことで一気に恐怖感が増しています。特に「白い服を着た人」が何度も現れたり消えたりする描写が、頭の中で何度も繰り返されるようで、想像するだけで背筋が寒くなりました。

友達にはその姿が見えないというところが、さらに不安感を増幅させます。自分にしか見えていないものがあるという状況は、孤立感を生むし、ますます何が真実かわからなくなります。最後に、その白い人が橋から飛び降りるシーンは、一気に緊張感が高まる瞬間で、その後の「音もなく姿が消えた」という部分は恐ろしい結末です。

今でも川を見ると「白装束の女がこっちを見ている」という最後の一文が、読んだ後も余韻として恐怖を残していて、夜に一人でこれを思い出すのは怖いです。この話が実話だと言われると、現実との境界が曖昧になり、一層不気味に感じますね。

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